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CASE STUDY 11 / BRAND CONTINUITY / SHOPIFY

既存の雰囲気を残しながら、
自社で更新できるECへ移行する。

老舗らしさを表現することと、公開後に社内で変更できることは、対立する条件ではありません。守る印象を言語化し、テーマと情報構造へ変換し、運営者が編集できる範囲として残す方法を検討します。

THEME
Brand Continuity
CASE EXAMINED
京都御所西 小川金正堂
PLATFORM
Shopify / Prestige
EVIDENCE STATUS
Audited / Publication Ready
CENTRAL QUESTION

既存の雰囲気と、自社更新をどう両立するか。

京都で長く営業してきた企業の印象を残しながら、楽天市場の情報量をそのまま複製せず、公開後に社内で変更できる自社ECへどう変換するか。
CASE CONTEXT

「老舗感」と「新しさ」を、同時に求めていた。

2026年2月20日、小川金正堂様は、楽天市場のような「ガヤガヤした雰囲気」よりシンプルな見た目を希望しました。

同時に、京都御所の前で約90年営業してきた老舗としての印象を出したい一方、新しい商品にも取り組んでいるため、重くなりすぎない見せ方にしたいと伝えています。

Shopifyは社内で少し作成されていましたが、やり直しも可能とされ、必要ならテーマ変更による雰囲気づくりも求められました。公開後の更新は、兼務担当者がマニュアルを使い、空いた時間に少しずつ行う想定でした。

ANALYSIS

雰囲気は、装飾語のままでは実装できない。

「老舗」「シンプル」「重くしない」という希望を、テーマ、情報量、商品ページ、写真、余白、導線、更新方法へ分解する必要がありました。

Continuity

企業の歴史、商品品質、京都の店舗という継承対象を確認します。

Restraint

楽天側の情報量をコピーせず、公式自社ECに必要な情報へ整理します。

Theme

印象と商品ページの見やすさを支え、管理画面から編集できるテーマを選びます。

Operation

完成時の外観だけでなく、公開後に担当者が変更できる構造として残します。

分析上の結論:ブランド継承は、旧サイトの見た目を固定して移すことではありません。残す印象を明確にし、新しい販売基盤の編集可能な構造へ置き換えることです。

DECISION FRAMEWORK

印象を、運営できる構造へ変換する。

01

Identify

歴史、商品、新しさのうち、何を継承するかを確認する。

02

Translate

抽象的な印象を、情報量・余白・構成・写真へ変換する。

03

Select

表現力と編集可能性の両方からテーマを選ぶ。

04

Validate

公開後に社内で変更された事実から、編集可能性を確認する。

IMPLEMENTATION

CASEで行った表現と運営の設計。

要件

相反して見える希望を分解

シンプル、老舗感、重くしない、新商品への挑戦、自社更新という希望を、別々の設計条件として整理しました。

選定

Prestigeを第一候補として提案

表彰品・記念品・名入れ商品に必要な品質感、商品ページの整理しやすさ、ブランドの信頼感を基準に提案しました。

確認

試用後に購入へ進行

Prestigeの試用環境で制作を先行し、クライアントの採用回答と実画面確認を経て、2026年3月19日に購入されました。

整理

楽天の情報量を自社EC向けに再構成

商品名・キャッチコピーを整形し、公式サイトとして見やすいミニマルな構成へ調整しました。商品・コレクション・ページ導線も整理しました。

移行

変更可能な状態を運営者へ残す

テーマ編集、商品追加、ページ調整を公開後も行える構成とし、初心者向けの商品追加・基本操作マニュアルを用意する方針で進めました。

VERIFIED RESULTS

一次情報で確認できた選定・実装・利用。

CONFIRMED / CLIENT MESSAGE

Prestigeの採用と購入が確認された

3月16日に採用依頼、3月19日にクライアント自身による購入完了が記録されています。

Evidence: S-R1 / 2026-03-16・03-19 クライアントメッセージ

CONFIRMED / IMPLEMENTATION RECORD

Prestigeを使った制作が進行した

試用環境での先行制作後、購入済みテーマを使用して、TOP、商品、コレクション、各案内セクションの構成が調整されました。

Evidence: S-R1・S-R2 / 制作・調整報告

CONFIRMED / IMPLEMENTATION RECORD

楽天向け表現が自社EC向けに整理された

楽天特有の情報量の多い商品名・キャッチコピーを整形し、公式自社ECとしてミニマルで見やすい構成へ調整したことが報告されています。

Evidence: S-R2 / 商品整形・コレクション整理報告

CONFIRMED / OBSERVED USE

公開後、クライアントがデザインを変更した

2026年6月26日の記録では、クライアント自身がShopifyのデザイン変更と運営を進めている状態が確認されています。

Evidence: S-R3 / 2026-06-26 公開後の利用状態に関する記録

FINDINGS

既存の印象を継承する企業への示唆。

残すものを言葉にする

「今のまま」ではなく、歴史、品質、親しみなど継承対象を分けます。

モールの表現をコピーしない

販売場所が変われば、必要な情報量と探索導線も再設計します。

テーマを完成画像だけで選ばない

商品との相性、情報整理、公開後の編集可能性を合わせて判断します。

利用事実で更新性を確認する

「変更できる」という仕様説明だけでなく、実際の変更行動を結果として確認します。

LIMITS

このCASEが証明しないこと。

  • ブランド戦略、VI、ロゴ、店舗全体のリブランディングを実施したCASEではありません。
  • 「老舗らしさ」「高級感」がすべての閲覧者に同じように知覚されたことは、利用者調査で検証していません。
  • Prestigeを採用すれば、他社でも同じ印象や運営結果が得られることを示すものではありません。
  • デザイン変更が確認されたことと、その変更の全内容・実施日時・担当者別操作を完全に記録したことは同義ではありません。
  • 購入率、滞在時間、売上、ブランド認知、顧客評価の改善は測定していません。
  • 公開後のすべての高度なコード変更まで社内で可能になったとは主張しません。
EVIDENCE AUDIT

希望・提案・採用・購入・利用を分ける。

主張品質区分根拠・処理
シンプル・老舗・重くしないという希望要件事実S-R1、2026-02-20クライアントメッセージ
Prestigeの提案提案事実S-R1、2026-03-15提案文
Prestigeの採用・購入決定・購入事実S-R1、2026-03-16・03-19クライアントメッセージ
商品表現・ページ・コレクションの整理実装事実S-R1・S-R2、制作報告
公開後のデザイン変更利用確認事実S-R3、2026-06-26の観察記録
ブランド印象を編集可能な構造へ変換した分析要件、テーマ選定、実装、公開後利用を統合した解釈
ブランド価値・購入率・売上が向上した未確認定量測定・利用者調査がないため主張しない

重要な識別:Prestigeの「提案」、クライアントの「採用回答」、ストアオーナーによる「購入」、テーマを使った「制作」、公開後の「デザイン変更」を別の状態として照合しています。

公開範囲:要件、選定理由、実装範囲、利用状態を公開し、管理画面、認証情報、未公開デザイン案、添付画像原本、個人情報、非公開の分析値は掲載しません。

公開許可:2026年2月16日の実績公開許可と、2026年6月10日のPROJECT全体公開許可を確認しています。

判定:本文の事実主張はEvidence Audited。初期希望からテーマ購入、実装、公開後の変更利用までを確認し、ブランド効果と売上効果を除外したPublication Ready版です。