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CASE STUDY 15 / PLATFORM ARCHITECTURE / WEB OPERATIONS

ShopifyとWordPressを、
一つのWeb運営環境として整える。

新しいECを作ることと、既存サイトをすべて移すことは同じではありません。販売基盤と公式サイトを別々に残しながら、役割・範囲・公開順序を整理し、一つの事業運営として成立させる方法を検討します。

THEME
Platform Architecture
CASE EXAMINED
京都御所西 小川金正堂
PLATFORMS
Shopify / WordPress
EVIDENCE STATUS
Audited / Publication Ready
CENTRAL QUESTION

二つの基盤を、統合せずに一つの運営へできるか。

新しいECを立ち上げるとき、既存WordPressをShopifyへ移すべきか。それとも、異なる役割を持つ基盤として残し、運営上の関係を設計するべきか。
CASE CONTEXT

既存の公式サイトと、新しい販売基盤があった。

小川金正堂には既存のWordPressサイトがあり、新しい販売基盤としてShopifyを構築しました。

Shopifyの商品制作では、既存の楽天市場店だけでなく公式サイトも参照されました。一方、2026年5月12日の相談では、Shopifyの確認と並行して、WordPressについてPHP更新、プラグイン整理、セキュリティ確認、バックアップ確認を進める方針が提示され、クライアントはWordPress修正を先に進めることを希望しました。

ここで確認できる課題は、二つを一つのシステムへ移すことではありません。販売を担うShopifyと、すでに存在するWordPressを、それぞれ別の作業・公開工程を持つ一つのWeb運営として扱うことでした。

ANALYSIS

統合対象は、システムではなく運営だった。

複数基盤があること自体は問題ではありません。問題になるのは、役割、変更範囲、公開時期、保守責任が曖昧なまま、それぞれへ作業を増やすことです。

Commerce

Shopifyは、商品を掲載し、販売を開始する新しいコマース基盤として扱う。

Existing Site

WordPressは、既存環境を残したまま、別の改善・運用基盤整備の対象として扱う。

Release

両方を同時に完成させるのではなく、準備状況に応じて別の公開・更新工程を持たせる。

Operations

技術基盤が二つでも、相談・範囲・変更・引き継ぎを一つのWeb運営として管理する。

分析上の結論:複数基盤を運営する設計は、技術的に一体化することではありません。それぞれの役割と作業境界を明確にし、事業として矛盾なく更新できる状態を作ることです。

DECISION FRAMEWORK

残す・分ける・順序を決める・つなぐ。

01

Inventory

既存基盤、コンテンツ、販売機能、保守課題を事実として確認する。

02

Assign

各基盤が担う役割と、今回変更する範囲を分ける。

03

Sequence

一括切り替えを前提にせず、準備状況から公開・改善の順序を決める。

04

Operate

二つの作業を一つの運営計画、確認、引き継ぎの中で管理する。

IMPLEMENTATION

CASEで確認できる二基盤の工程。

2月〜

Shopifyを販売基盤として構築

楽天市場店と既存公式サイトを参照しながら、商品、販売設定、公開準備を進めました。

5/12

WordPressを並行作業として切り分け

Shopifyの商品確認中に、WordPressのPHP更新、プラグイン整理、セキュリティ確認、バックアップ確認を進める相談を行い、クライアントはWordPress修正の先行を希望しました。

6/5

Shopifyを先に公開

パスワード保護を解除し、Shopifyサイトを公開。内部リンクも確認しました。

6/8

WordPress改善を別の仕事として契約

「WordPress改善・運用基盤整備」が第三の購入として成立し、セキュリティとPHP設定を含む作業範囲が独立しました。

6月〜

既存WordPress上で改善準備を継続

6月9日にPHP更新の調査状況を共有し、6月29日には問い合わせフォーム切り替え作業に先立つメンテナンス告知ページを公開しました。

VERIFIED RESULTS

一次情報で確認できた運営状態。

CONFIRMED / SHOPIFY RELEASE

Shopifyは販売基盤として公開された

2026年6月5日、パスワード保護の解除とサイト公開、内部リンク確認が記録されています。

Evidence: S-P1 / 2026-06-05

CONFIRMED / SEPARATE WORKSTREAM

WordPress改善は別の契約範囲として成立した

2026年6月8日、「WordPress改善・運用基盤整備」が購入され、Shopify公開とは別の仕事として進行しました。

Evidence: S-O1 / 2026-06-08

CONFIRMED / PARALLEL OPERATION

二つの基盤は異なる工程で進められた

Shopifyを先に公開し、既存WordPressでは調査と改善準備を継続しました。全体を同時に切り替えた記録ではありません。

Evidence: S-P1 / 2026-05-12〜06-29

CONFIRMED / WORDPRESS CONTINUITY

既存WordPressは改善対象として残った

2026年6月29日、既存WordPress上で問い合わせフォーム切り替えに向けたメンテナンス告知ページが公開されています。

Evidence: S-W1 / 2026-06-29

FINDINGS

複数基盤を運営する実務上の示唆。

新設と全面移行を分ける

新しいECを作ることだけを理由に、既存サイトの全機能・全コンテンツを移す必要はありません。

基盤ごとに役割を決める

機能の重複ではなく、販売と既存サイト運用という仕事の単位で境界を作ります。

公開工程を分離する

準備できた基盤から公開し、もう一方の保守作業を独立して継続できます。

運営は横断して管理する

基盤が分かれていても、相談、判断、変更、告知、引き継ぎは一つの事業運営として扱えます。

LIMITS

このCASEが証明しないこと。

  • ShopifyとWordPressを、データベース、ログイン、商品、顧客、注文、管理画面のレベルで技術統合した事例ではありません。
  • WordPressのすべてのコンテンツをShopifyへ移行した、または移行不要と恒久決定したことを示すものではありません。
  • 本記事はWordPress改善作業の全完了を主張しません。PHP、プラグイン、セキュリティ、問い合わせフォームの個別結果は、各作業を扱う別CASE STUDYで監査します。
  • Search Consoleは提案後に保留されたため、導入済みの成果として扱いません。
  • 二基盤構成による売上、問い合わせ数、検索流入、運用費の変化は測定していません。
  • すべての企業に二基盤構成が適するとは限りません。既存資産、運営人数、更新頻度、保守能力によって統合・分離の判断は変わります。
EVIDENCE AUDIT

既存・提案・合意・契約・公開・継続を分ける。

主張品質区分根拠・処理
既存WordPressサイトが存在した既存状態商品制作時の公式サイト参照記録、およびWordPress改善相談
Shopify確認と並行してWordPress整理を相談した提案事実S-P1、2026-05-12 00:47
クライアントがWordPress修正の先行を希望した意思確認事実S-P1、2026-05-12 14:03
Shopifyを公開した公開事実S-P1、2026-06-05。パスワード保護解除と内部リンク確認。
WordPress改善・運用基盤整備が購入された契約事実S-O1、2026-06-08
既存WordPressでメンテナンス告知を公開した公開・継続事実S-W1、2026-06-29。フォーム切り替え前の告知。
二つを一つのWeb運営環境として扱った分析並行相談、別契約、異なる公開工程、既存環境継続から導いた解釈
ShopifyとWordPressを技術統合した非該当統合実装の記録はなく、主張しない。
Search Consoleを導入した保留提案後に保留。成果から除外。
WordPress改善の全項目が完了した本記事では未認定個別作業の完了記録は後続CASE STUDYで項目別に照合する。

重要な識別:CASE STUDY 12はShopify、WordPress、Instagram、LINEという顧客接点の役割を研究します。本記事はShopifyとWordPressの作業範囲、公開順序、保守を一つのWeb運営としてどう成立させたかを研究します。

工程の扱い:5月12日の並行作業相談、6月5日のShopify公開、6月8日のWordPress改善契約、6月以降のWordPress改善準備を、提案・公開・契約・継続に分けて記載しています。

公開許可:2026年2月16日の実績公開許可と、2026年6月10日のPROJECT全体公開許可を確認しています。

判定:二基盤の存在、並行作業、Shopify公開、WordPress改善の契約、既存WordPress上の継続作業まで一次情報へ追跡できます。技術統合、Search Console導入、WordPress全作業完了を除外したPublication Readyです。